VOC処理のアオシマシステムエンジニアリング

VOC処理 Volatile Organic Compounds

マイクロガスタービン(MGT)VOC処理システム 導入事例

マイクロガスタービン(MGT)VOC処理システムのポイント

  • 既存乾燥炉のダクティング変更による、処理風量の最適化
    各塗工機排気の高濃度VOC部分を集めて、高効率にVOC処理システムを稼働させる。
  • 多機能調整チャンバー(特許申請中)の導入と濃縮倍率可変制御による、塗工ラインの稼働変動に対応可能
    低風量・低濃度(125Nm3/min・2,500ppmC)〜高風量・高濃度(700Nm3/min・12,500ppmC)
  • 濃度センサーを処理システム内に組み込み、VOC処理濃度を18,000〜20,000ppmCに設定制御
    ※風量及び濃度の関係で低VOC濃度になることがあります。
  • MGT吸引温度を40℃(夏季)〜25℃(他期)に制御するため、コンパクトな冷却装置を組み込み
    電力・蒸気を高効率に発生させる。
電力デマンドの低下、電気・ガス・CO2の大幅削減

施工例とメリット計算

マイクロガスタービンVOC処理システム 施工例
メリット計算
メリット表
算定根拠
  • 塗工機:1〜3台(コーティング&ラミネーター)
  • 排気能力:125〜700Nm3/min
  • VOC濃度:2,500〜12,000ppmC
  • 稼働時間:6,048時間/年
  • 対象工場:第二種エネルギー管理指定工場
  • 実行発電量:190kw
  • 電力価格:12円/kwh
  • ガス価格:70円/m3
  • CO2係数
      電力:0.481kg-CO2/kwh
      13A:2.29kg-CO2/Nm3

VOCを高濃度で処理するほど、コストメリット及びCO2削減の成果が得られます。

* MGT導入には条件的制約があります。その場合は従来方式のVOC脱臭装置の提案も致します。

マイクロガスタービン(MGT)VOC処理システム 応用例

マイクロガスタービン(MGT) VOC処理システム 応用例

(1)VOCガス処理機能

VOCガス処理機能 <VOCガス処理>
  • VOC濃度:Max20,000ppmC
  • 処理風量:123.0Nm3/min(at 25℃)

(2)VOCガス処理機能+廃溶剤処理機能(デュアル燃料対応)

VOCガス処理機能+廃溶剤処理機能(デュアル燃料対応) <VOCガス処理>
  • VOC濃度:Max20,000ppmC
  • 処理風量:123.0Nm3/min(at 25℃)

<廃溶剤処理>
  • 処理量:Max3,018MJ/h (at 25℃)

(3)廃溶剤処理機能(デュアル燃料対応)

廃溶剤処理機能(デュアル燃料対応) <廃溶剤処理>
  • 処理量:Max6,036MJ/h (at 25℃)
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